ーOOO-MS-IMEとATOKと

 先日パソコンをパリッと新調して、きびきび動くようになったので、ここんとこチョコチョコとブログを書いております。
 あ、一点だけ不満が。
 起動するときに、しばらくBIOSが考え込んだあと「CPUファンエラー!」と言って、怒るのです。
 起動時のCPUファンの回転数が250回転くらいなので「回転数が低すぎます」と怒られるのです。「ファンの回転数が低いから、故障かも?」と、マザーが判定するのかな?
 でもこの時点で、CPUの温度、25度だよ? っつーか、ファンの回転数を上げたければ勝手にマザーが上げればいいじゃん?
 んで、BIOSから抜けて再起動すると、こんどはすんなりWIN8が立ち上がる。CPUが温まったから、ファンの回転数が上がったんですな。
 起動時に、ちょっとした暖機運転が必要なのですな。こういうの、ちょっと手のかかるスポーツカーみたいで嫌いじゃないですけど。
 ちなみに現在のCPU温度は27度、ファンの回転数は350回転なのであります。わりと静音マシンなのであると言えましょう。


 今日も今日とて、ぶいーんとWindows8マシンを立ち上げて、ちょこちょこ日記を書く準備をしていると、じゃじゃーんと変なウィンドウが。何ぞ?
 
 見れば、「Microsoft IME 誤変換レポート」という機能が立ち上がっている。
 IMEの誤変換結果をMSに送信して、今後の変換精度向上に生かすということらしい。
 変換結果の中には、本名だとか住所だとかの個人情報がバリバリ含まれまくりなので、そういう情報を送信するのはイヤだなーとか、まあいろいろご意見はあるでしょうが。
 ただ、ワタクシ的には、「どうやらマイクロソフトは製品を良くしようとしているらしい」という気配が感じられたので、けっこううれしい感じに「おっ」って感じがしました。
 Vistaのころだったか、あのころのMS-IMEはほんとにひどかったみたいですからね…。


 と、MS-IMEのヒドさについて伝聞形で語るのはなぜかというと、日本語入力はATOK派なワタクシだからなのです。
 毎年買い替えるほどの熱心なユーザーではないんだけど、PCを買い替える時とか、OSを入れなおすときにはATOKを買っています。
 だけど今回は、いまのところMSIMEをキーバインドだけATOK風に変更して使っています。最新のMSIMEが使いやすいか試してみて、イライラしたらATOKに乗り換えればいい、というわけで。
 Win8版のMSIMEは、自分の文章にはまあまあ使いやすい印象。ATOKはお金を出して買う分だけ変換精度の品位が高い気がするけれど、ATOKとMSIMEで変換精度に8000円分の差があるか? っつーと、いまんとこ、そこまでの差はないかなぁ…。
 ま、もうしばらく使いつづける予定です。
 ちなみに、Google日本語変換が最近やたらと評判がいいので使ったことがあるんですが、ちょっとなじまなかったです。好みの問題。


 ところで、誤変換の学習機能と手動修正について。
 ワタシが持ってるATOK2009と2010では、タイプミスとか変換キーの連打とかで変な変換結果を学習した時に、誤入力した変換結果を修正削除する機能がメニューから探せなかったので、削除できなかったです。もちろんマニュアルを読めばよかったんですが、面倒だったので「不便だなー」とおもいながらそのまま使ってました。っつーか、ATOK2005あたりだと、スッと見つけられたんですよね。
 今回のMSIMEの作法は、200語くらい誤入力がたまるとウインドウが出てきて「送信しますか?」と聞いてくるタイプ。この「200語くらい」というのが、ほどよい感じ。「誤変換が1万語」くらい溜まっちゃうと、手が付けられないよね。「誤変換情報を送信する/しない」は別として、こういうふうに定期的に手動でチョコチョコ辞書のメンテナンスをする、というのはアリかもしれませんな。


 ところで、WikipediaでMS-IMEについて調べてみると、なんだか不安な気持ちに。

  • 単語や文節単位の変換と、それらの変換候補の修正を繰り返すと、すぐに辞書の学習内容が誤学習したまま固定化されてしまい、単純な単語変換さえ、正常にできなくなる場合もあるほどである

 えええ? そうなの?
 これを知っちゃうと、MS-IMEがちょっと誤変換しただけで「来たか!?」って気持ちになる。
 安心できない。
 やっぱ、使い慣れたATOKが良いのでしょうかね…。


 んで、ワタシがまだ持ってない最新版のATOKなのですが。
 ちょっと調べてみると、1ユーザーで最大3台までインストールが可能。で、インストールしたPCの辞書データを共有することができるんだそうです。
 これ、ちょっと魅力的だと思いませんか。
 ワタシはWin8デスクトップPCとWin7ノートPCを気分で使い分けているのですが、その二つのマシンの間で変換辞書の違いを気にしなくていいのは、便利だし快適そうです。
 あと、片っぽのマシンのHDDが壊れても、ユーザー辞書が残りそうですよね。
 ということで、いずれ最新のATOKも買って、使い比べてみたいなーと思いながらも、いまは何しろ予算が無いので。ギギギギギ。
 まあ、IMEに左右されるような文章を書いているわけではないのですが…。