ーOOO-ふりだしにもどる
2週間後に開催される富士山マラソンにエントリーしているワタクシです。
もうなんといってもフルマラソンですからナメてはいけないわけで、大会の前にはカーボローディングと十分な休養が必要です。
ということで、ひたすら喰っちゃ寝、喰っちゃ寝しながら大会の日を指折り待とうと、そういうわけです。
しかしコレではいけない、と一念発起し、週に3回くらいは運動することにしました。
つい先日の自転車で箱根往復なんていうのもその一環。メタボがジョギングすると体重の重さでヒザを痛めめます。自転車ならば、ゴリゴリ踏まなければヒザを痛める心配はありません。で、ゆるゆると長距離を走るのは脂肪を燃やすのにちょうどいい運動だったというワケです。
自転車だと脚は鍛えられるのですが、上半身がおろそかになりますよね?
ということに気が付いたので、ジョギングするときに思い切り腕を振ってみました。
走るときには腕を振りながら、肩胛骨を寄せるようにして、かつ大きく動かしてやると良いらしく。
通勤帰りにリュックサックを背負いながら、腕を大きく振って、足の親指から着地。肩胛骨の動きを意識すると、腰の自然なひねりが生きてきます。
おお、動く! カラダのあちこちが!
上がる! 走るスピードが!
こうなると、あれだけイヤだったランニングが、面白いことに面白いように面白くなってきます。
その翌日。
肩が…痛い。
背骨と肩胛骨の境目が、痛い…。
筋肉痛のひどいヤツかと思って、仕事中に背伸びしたりしてストレッチ。
そしたら余計ひどくなってきて。
行きつけの接骨院でもんでもらっても、翌日には痛みがぶり返す。
こないだなんか、歯医者に行ってシートを倒してもらったら、もう背中が痛くてジッとしていられない。
「…歯を削る前から、どうしちゃったんですか?」
と、先生。
かくかくしかじかで、ジョギングして腕を振りすぎたら背中が痛くなっちゃって。
と、先生はマスクをしたまま、
「…フッ」
と、オレをハナで笑いました。ううう。
なんだかんだで1週間経過。
あまりにも痛みが続くので、「痛みが取れなければ、病院行けよ」のCMでおなじみのボルタレンを貼ってみましたが、これでも痛みが取れませんでした。
うそ…痛みが取れない…ってことは、病院行くしか?
気になるので「肩の痛み」について検索してみると、筋肉痛だけじゃなくて、内臓疾患…たとえば、肝臓が悪かったりすると肩が痛くなることもあるみたいね?
不安になる。
しかたないので、整形外科へ。
血圧計ったり、レントゲン撮ったり。
なんだか重病人になったような思いがして、不安が高まるばかり。
と、先生はこうおっしゃった。
「骨には異常が無いので、筋肉を痛めたんだと思います。とりあえず、湿布と飲み薬を出しておきますね」
で、出された飲み薬がロキソニン。
ものすごい重病かと不安に思ってたら、なんだよ、結局筋肉痛のひどいヤツだったし、ロキソニン飲みゃあ良かったのかよ。
拍子抜けしたのですが、それをキチンと判断してもらったので安心しました。
それから、
「2週間ぐらいは運動しないほうがいいですね」
とのオコトバ。
仕方が無い。
今のオレに出来ることは、カーボローディングと十分な休養です。
ということでふりだしにもどって、ひたすら喰っちゃ寝、喰っちゃ寝しながら大会の日を指折り待とうと、そういうわけです(ビールを飲みながら)。