ーOOO-2013年秋ドラ等々雑感

 なんとなく今夜のリーガルハイが面白かったので、とりとめもなくフワッと書いてみるですよ。

リーガルハイ

 いきなり話がそれるんだけど、ほら、M-1とかであるでしょう、ウケないお笑いコンビが焦って次々にギャグを繰り出すんだけど、演ってるほうに余裕がないから見てるコチラはちっとも笑えない、だからますます焦ってギャグのスピードが上滑りしていって…みたいな。
 第2シリーズの最初のあたりは、見ていてツラい上滑りしたスピード感があったのですが、ここんとこ落ちついてきたので一安心。まあ、コチラが見慣れただけかもしれないけどね。


 ところでこのドラマ、第1シリーズでは一癖も二癖もありそうな凄腕弁護士たちを、古美門が屁理屈でバッタバッタとなぎ倒していくところに爽快感があったワケなのですが。
 ところが今回の第2シリーズの対決相手は、切れ者とはいえ1年目の新人弁護士なので、見ていて「そりゃー、古美門が勝って当たり前だろ?」としか思えなかったワタクシなのでした。ちょっと見るからに敵が弱くて魅力にとぼしかった。
 ところが今週の最後の部分でちょっとした事件が起こったので、来週以降の新たなる対決が楽しみになってきたワタクシなのです。
 服部さんが3話目(4話目だっけ?)の最後あたりで「あの若者は今や、すっかり成長しました。あの若者は遠からず古美門先生を倒すことでしょう」みたいな電話をしていたシーンがあって、あのとき言っていた「若者」というのは羽生のことじゃなかったんだなぁ、うーむ。すごいぜ服部さん。
 ちなみに来週は、世界的なアニメスタジオの監督のパワハラに耐えかねたスタッフが監督を訴える、というストーリーらしく、そこらへんも楽しみですな。

安堂ロイド

 なんだかんだ画面にツッコミながら見てます。
 結局、仮面ライダーみたいなヒーローモノがやりたいらしい。変身するわけじゃないけれど。それも、最初の仮面ライダーじゃなくて、ここ最近の日曜日の朝の仮面ライダーの、それも鬱っぽい展開の子供向けじゃない仮面ライダーがやりたいらしい。
 あ、キムタク主役の仮面ライダーとか見たくないですか? オレは結構見たいです。
 んで、仮面ライダーは、全体のうちの後半は格闘シーンになっていて、ボカボカぶん殴ってビカビカとビームを出してドッカーンと爆発するから、その日の物語がどれだけ意味不明であっても、見ている子供たちは爽快感を得るので、ソレでオッケーみたいなところがあるんだけど。
 ところがで、安堂ロイド仮面ライダーと違うので、変身しない。必殺技がない。戦った後に爆発とかしない。アタマを針で串刺しにしちゃったりする。痛々しい。だから、見ていてスカッとしないんですよね−。
 あと、全体が30分で終了する仮面ライダーと違って、安堂ロイドは1時間モノだから、だらだらとストーリーが進んでしまう。それも、物語じゃなくて、SF設定の説明で時間が埋まっちゃう部分があって、そうなっちゃうと難しすぎて見てるのがツラい気がしました。
 まあ、でも、大人向けのヒーローモノのドラマというのがあってもいいので、ちょっと応援したいワタクシです。昔だったらナイトライダーとかをゴールデンタイムにやってたわけじゃん? ああいうドラマが日本で作られても良い気がするのです。

ごちそうさん

 あまちゃんからの流れで必死に見ていたワタクシですが、先週からの大阪編で小姑による嫁イビリが始まってしまいました。あちゃー、はじまっちゃったなー、朝ドラ!って感じ。
 おばあちゃんの大事な糠味噌に水が溜まっちゃったり、中身を全部ぶちまけて捨てられそうになったり、そーいうのが見ていてつらいので、リタイアしてしまいました。
 しかし、その後も続けてみているヒトによれば、
「いや、まあ、嫁イビリは朝ドラっぽいっちゃーぽいんだけど、それでもカラッとしてるよね。他の朝ドラだと、ほんと何をやってもイビられちゃうんだけど、ごちそうさんは基本的に食べ物にまつわる話だから、イビリも食べ物に関する話ばっかりなワケよ」
 はー。
「主人公が小学校の頃の同級生に会って、その子が働いている肉屋の主人にかわいがられて、「大阪の食べ物って言うのは…」みたいなことを教えてもらったりしてるわけよ。で、うんちくといっしょに出汁の取り方の説明があったりして、料理番組と違う角度で説明してくれるから、なんかスゲーためになる番組になってるよ、いま」
 はー。
 ということで、週末のダイジェストを見て復帰しようかと検討中。

かぐや姫の物語

 月一くらいで映画館に行くたびに、ちょっとずつ予告編が長くなっているわけなんですが、いやホントすごいよね。作画がホントすごい。筆で書いたような絵がグリグリ動くのでとんでもない。いやーすごいわー。
 ジブリがディズニーと提携しているから、最終的に世界公開も視野に入れてるんでしょうな。
 ディズニーは今やすっかりアニメの制作力が落ちちゃって、2Dのアニメスタジオは閉鎖しちゃったらしいのですが、その昔は白雪姫とか眠れる森の美女とかすごい作品があったわけで。
 んで高畑監督は、日本に古くから伝わる昔話を元にして、ディズニーの白雪姫や眠れる森の美女に匹敵するような、あるいはディズニーを越えるような作品を作り出して、世界に送り届けようとしているわけで、いや、コレはすごいたくらみだよね。
 その公開が楽しみなワタクシなのです。