オトナの根性、実物大スコープドッグ ─◯◯◯-

昨日は噂の実物大スコープドッグを見てきた。
何がウワサって、

「個人が趣味で
 全高4メートルほどのロボットを作っちゃった!
 しかも鉄で」

っつートコがすごい。

このスコープドッグの製作については、
製作者のKogoroさん製作日誌
発売予定の書籍タタキツクルコトを参考にされたし。
もー、読んでるだけでも圧倒されるね。

そんなとんでもないブツが現在展示中なのだ。
場所は水道橋駅から徒歩2分ほど。
ビルの一階の駐車場部分を
特設ギャラリーに改装して展示していた。
よくわかんないけど
ブツが相当な重量物だからなのだろうな、と思う。

夕方六時過ぎに行ってみれば、
結構な人だかり。
他の展示物のあれこれを眺めたり、
チンクチェントを改造したチンクタンク
地面を削っている映像などを眺めつつ、
いざ、スコープドッグを拝見。

順路にしたがって入ると、
まずはスコープドッグの背中。
うわっ、デケェ。
そっからグルーッと回り込んで、
正面へ。
…デケェ。
…スゲェ。

何と言っていいのか、
それはもう圧倒的な存在感。

4メートルは見上げるような高さだ。
プラモデルや写真で見るのと違い、
ドッシリと両足で立ち、
頭のてっぺんは小さく見える。

全くの未塗装らしいのだが
サビが浮いたような部分と、
サンダーで削って馴らして出来た鉄の地肌との
鉄の質感の差異が、迫力というか凄みを感じさせる。

ホンモノの戦車は
装甲の厚さが60ミリとか135ミリとかあるらしいのだが
このスコープドッグの装甲板もなかなかの厚さで
攻撃を弾き返す頼もしさに満ちあふれている。

鉄製であることと、等身大であることが重なって、
ホンモノがこの世に存在しないにもかかわらず
コレ自身が「ホンモノ感」を醸し出している。

会場でスコープドッグを眺める見物客。
誰かと連れだって来ている者は
互いに「スゲェ」「スゲェ」と言い合う。
一人で見に来た者は
ただただ息を飲む。
そして皆、斜め上を見上げながら
ポカンと口を開けていた。

自分の根性を試したくなった。

 (中略)

作るとは-自分だけの物を根性いれて実現させる事っしょ。

最近でかいもん作ってないし、おとなの根性をみせちゃる。

◆http://ironwork.jp/monkey_farm/botoms/1st.html Kogoroさんのページから引用

いやー、もう、すごかった。
オトナの根性、見せてもらったわ。