ーOOO-君は、グアテマラ料理を食べたことがあるか! … グアテマラらしさとロン サカパ

 


 君は、グアテマラ料理を食べたことがあるか!


 俺は、ある…ッ!。
 しかも、グアテマラ大使館で…ッ!

 …えー、読者の皆さんは何がなにやらという感じでしょうが。
 実は今回ワタクシ、 「雲の上で熟成されたウルトラ プレミアム ラム酒、ロン サカパ」 ブロガー テイスティング イベントということで、グアテマラ大使館の中にある「ラテンアメリカ サロン」というところにお邪魔してきたのですよ。

 ロンサカパは、モエ ヘネシー ディアジオ社がグアテマラで生産している高級ラム酒です。
 で、今回のイベントの主催はモエ ヘネシー ディアジオ社さんなんですが、
「ロン サカパを知っていただくためには、グアテマラという国を良く知っていただく必要があるんです」

 ということで、グアテマラ大使館全面協力のもと、駐日グアテマラ領事や (上の写真の右側の人物)、グアテマラ大使代理 (右の写真の左側の人物) にお越しいただいて、グアテマラの地理や文化について学びながら、「ロン サカパ」について知ろう、と。
 そういうことなんですね。

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 ということでいきなりですが、グアテマラに親しむために、ラム酒でカンパーイ!
 グアテマラでは乾杯のことを「サルー!」って言うんですって。
 で、その意味には「健康を祈って」っていう意味が含まれてるんだって。

 乾杯の時には「サカパ ソーダ」というのを飲んだんですが、コレは簡単に言うとハイボールですね。ただ、ラム酒の場合にはレモンではなくオレンジを使った方が合っている、というお話です。
 今回はオレンジの皮の表面部分だけを薄く削いだモノが入っていて、香りが高くてほろ苦い感じが出ていました。

 記事の一番最初に出したグアテマラ料理も大変美味しかったです。
 中でも美味しかったのがこの、パイ生地に肉とタマネギを刻んだモノを詰め込んだモノです。
 さらにコレに、トマトとタマネギのディップを添えて食べたらバカウマで。

 トマトとタマネギのディップの作り方はとても簡単で、あらみじんにしたトマトとみじん切りのタマネギを混ぜ合わせて、少量のペッパーと塩と、お好みでレモン汁とかオリーブオイルを合わせるだけです。
 これがとにかく美味しかったんですよ。
 トマトケチャップと似た役割を果たすんだけど、サッパリしている。というか、ディップ単品で美味しい。食べ飽きない。何にでも合う。
 で、サラダに混ぜたりコロッケに添えたりあれこれ試しました。すごい美味しい! 超オススメです!
 オススメなんだけど、ロンサカパもとても美味しくて、お酒が回って写真を撮り損なったのです…スマン。

グアテマラって、どんな国?

 さて、先に「ロン サカパについて知るためには、グアテマラという国を知ることが欠かせない」と書きましたが、じゃあグアテマラってどんな国なんでしょうか?
 と、その前に、グアテマラって国を知ってますか?
 ワタシが知ってるのは、グアテマラはコーヒーの原産地だってことくらい。スターバックスコーヒーでは「グアテマラ アンティグア」というコーヒー豆を売っていて、コレが好きだったんですよワタシは。
 グアテマラはメキシコの南、ホンデュラスエルサルバドルの北にあり、中米に位置します。
 また、東に大西洋、西に太平洋。二つの海にはさまれています。赤道に近く常夏…と思いきや、4000m級の火山を複数持ち、寒い地域は平均気温が15度前後なのだとか。

 ひとことでグアテマラを言い表すなら「コントラストと情熱の国」なのだそうです。
 一つの国に異なる気候と地勢を持ち、複数の民族が暮らすグアテマラという国が持つ複雑さ。
 その複雑さこそが、「ロン サカバ」の複雑さをもたらしているのだそうです。 



 グアテマラの50%はマヤ系の民族で、残りはスペインやヨーロッパの混ざった民族です。グアテマラには全部で23もの民族が暮らし、それぞれが異なった衣装を身につけていますが、どこか似通って感じるのは、色彩がカラフルだという部分です。
  

 様々な民族が暮らしているので、建築にも様々な個性があるのがわかるでしょうか?


 先に述べたように、中米に位置するグアテマラは赤道に近く、基本的に常夏です。
 この写真は海ではなく、アティトラン湖といって世界で最も美しい湖の一つとたたえられています。
 奥に見えるのが火山です。

 火山がたくさんあることが、地形に複雑さをもたらし、その土壌にも大きな影響をもたらしています。
 高度4000m級の山を多く持つグアテマラには、高度2000m級の高原がたくさん広がっています。ここは年間平均気温が15度前後で、毎日雲の上で生活をしてます。

 ジャングルも広がり、緑が大変多いのも特徴です。
 ということで、「グアテマラの気候はこうだ」と一言では言い切れない複雑さが、みなさんに伝わったでしょうか?
 ジャングルの右奥にちょこっと石の建造物が見えますか?

 この建造物が、マヤ文明のピラミッドです。
 この地には古くから伝わるマヤの伝統が息づいているのです。


 ということで、グアテマラの複雑さの一端を楽しんでいただけたでしょうか?
 先に「ロン サカパについて知るためには、グアテマラという国を知ることが欠かせない」と言いましたが、ではロン サカパというラム酒はどのようにして作られているんでしょうか? そして、そこにどんなグアテマラらしさが生かされているんでしょうか?
 という話は、またいずれ。