ーOOO-仮面ライダーオーズと暴れん坊将軍がタッグを組んだって!?

 そーいえば、今夏の劇場版仮面ライダーには暴れん坊将軍が登場するとかしないとか? コレはちょっち見逃せないでしょう!
 っつーことでワタクシ、劇場版仮面ライダーオーズを見てきたのですよ。

 
 800年前にオーメダルを作り出したドイツの錬金術師・ガラの封印が解かれ復活する。ガラがいたドイツの森林地帯と東京の新宿一帯が、そっくり入れ替わってしまう。
 仮面ライダーオーズである火野映司たちがいた一帯は、時空を超え、江戸時代と入れ替わってしまう。
 そこで映司は、貧乏旗本の三男と名乗る男と出会うが…。

 なにしろ完成披露の記者会見で松平健
「今回の仮面ライダーオーズでは、江戸時代にタイムスリップしたオーズたちと敵を倒しますが、子供たちに時代劇を見てもらう良い機会ですし、家族皆さんで楽しんでいただけたらと思います」
と語るので、グッと来てしまったのですよ。

 フタを開けてみれば、公開一週目の仮面ライダーが首位に躍り出て、公開4週目のハリーポッターのV4を阻止したということで、オーズはなかなかの人気作品なのです。

 ってか、以前もハリーポッターの首位を仮面ライダーの映画が押さえたことがあるって、知ってましたか?
 いやはや、仮面ライダーってスゲー人気なんだねぇ。


 しかしね。
 ワタクシが見たかったのは、暴れん坊将軍仮面ライダーのタッグだったので、この映画はちょっと物足りなかったな…。ああいう宣伝だったら、もうちょっと時代劇寄りの作品じゃないと物足りないよな…。 ぶつぶつ。
 だけど、劇場にいた子供たちは、上映中に席を離れたり騒いだりしてなかったので、仮面ライダーの劇場版としては「大成功!」の作品なのですな。


 で、ほら、クレヨンしんちゃんには「嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦」という大傑作があったじゃないですか? 子供向けでありつつ、オトナの鑑賞に堪えうる作品っつーのはアリだと思うんですよ。
 仮面ライダー東映の作品で、東映には時代劇を撮影するための太秦撮影所という資産があるわけだから、変なセットを無理に建てて撮影するよりは、江戸時代に仮面ライダーが登場するのって映像的にアリだと思うんですよ。で、暴れん坊将軍とのタッグを今回で終わらせずに、また何かのチャンスにこういうお祭り企画があるといいなーと思いますです。


 っつーか、ソレを言い出すなら、東映には時代劇だけじゃなくて、Vシネとかの沢山の資産があるわけだから、そういうのと仮面ライダーのコラボをやると良いよね。
 仮面ライダー湘南爆走族、とか。
 仮面ライダーミナミの帝王、とか。
 仮面ライダーと女囚さそり、とか。
 おお、ちょっとコレ見てみたい! どんなストーリーかはさておき!