ーOOO-交通安全に御利益ありまくりのお守り「フォまもり」ってなんなんだ?

 スマートドライビングっ!(←叫んでみたかった)
 ということで、今夜はひさしぶりに東京スマートドライバーの市民ミーティングに顔を出してきたワタクシですよ。


 ここで「東京スマートドライバーとは何ぞや?」という話を、ちょびっとだけ。
 そもそも東京スマートドライバーは、首都高の交通安全プロジェクトです。
 首都高の事故を減らすために、あちこちに看板を出したり道路を改修したりしても、予算のわりに効果は微々たるもの。
 また、首都高の事故の約40%は、ノロノロ渋滞の中での追突事故であるというお話。こういうドライバーの不注意って、道路を改良しても減少させられませんよね?
 ということで、「自分から進んで交通安全を守っちゃおう!」的なノリではじまったのが、東京スマートドライバー運動。
 「お巡りさんに捕まりたくないから交通ルールを守る」という意識ではなくて、「道をゆずると気持ちがいいね」みたいなノリで、すすんで安全運転していこう! というプロジェクトです。
 まー、正しい理解は公式ページを読んでね、ということで。

 スマートドライバー運動は、東京だけでなく、日本全国にその広がりを見せています。
 中でも大きいのは、愛知スマートドライバー。NHKの番組である「欽ちゃんのワースト脱出大作戦」をきっかけに生まれたこの運動は、愛知県を交通事故数ワースト1位から脱出させることに成功しています。

 という感じで続いている交通安全プロジェクトなんですが、スマドラは今年でなんと5周年! いまでは協賛企業の数も127社に増えているのです。
 そして月に1回程度行われる東京スマートドライバーの市民会議では、「こうすれば事故が減るんじゃないか?」とか、「こんなことをやってみたい!」とか、首都高さんと一般市民が熱いトークで盛り上がっているわけなのです。


 チョビッと書くつもりが長くなったわけですが。うーむ。
 しきり直して、本題。


 今回、面白いなーと思ったのが、協賛企業の「ソニー損保」さんの、「フォまもり」というグッズ…って、ウェブサービス? 何て呼んだらよいのやら。

 ソニー損保さんは、通販型の自動車保険で広く名を知られていますが、交通安全運動にも力を入れているのだそうです。
 そんな中、不意に耳に入ったのは、お客様のこんな一言。
「家族の写真をクルマに飾っておくと、安全運転しなくちゃなぁって気持ちになるんだよなぁ」
 ということで作られたのが、「フォまもり」なんだそうです。

 これは家族の写真でお守りを作ろうという試みです。
 写真を用意すると、おまもりの折り紙を折り方のガイド付きで印刷することが可能です。あとはこれを折って、クルマに飾ればできあがり!
 普通のお守りを作ることも出来ますし、東京スマートドライバーとコラボしたデザインと柄を選ぶことが可能なんですよ。


 さらにさらに。
 安全運転判定ソフト、ドライバーズナビも紹介しますね。

 AndroidiPhone、両対応です。
 で、これは自分の運転がどれだけ上手かを判定するソフトです。
 操作は簡単。電源を入れてソフトを起動して、ダッシュボードの上にでも置いとけば大丈夫。あとは30分ほどドライブすれば、GPSや加速度センサーの情報とマップの情報を照らし合わせて、運転の安全さを判定します。
 内部的なプログラムはタクシーの運行管理を行うソフトを作っている会社が作ったと言うことで、判定はガチでシビアでキビシいんだそうです。
コレ、100点を出すのはソニー損保の担当者さんでも難しいんだそうです。
 だけど、そういわれるとチャレンジしたくなりませんか?
 しかも、上手になればなるほど、安全運転が身についてしまう!
 それから、燃費の計測なんかも出来るみたいですよ。
 無料のアプリで、なおかつソニー損保の契約者じゃなくても遊べるそうなので、興味がある方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか?


 ほかにも東京スマートドライバーにはこんな公式アプリもあるので、興味がある方はぜひダウンロードしてみてくだされ。