ーOOO- 新しいレッツノートの天板は、全部で何色でしょう?
「質実剛健」なパナソニックのレッツノートが15周年を迎えました。で、今度のレッツノートは「才色兼備」になったんじゃないのかな? と思ったワタクシなのであります。
つい先日、パナソニックさんの主催で「パナソニック レッツノート15周年記念 SNSユーザー限定 スペシャルイベント」というのが開催されました。 そこでワタクシ、いつもお世話になってるAMN/fansfansさんのご紹介で潜入してきたという寸法なのですよ。
たくさんの参加者を集め、この日は「アイディアを形にするスキル」をテーマにしたトークショーが開かれました。
また、レッツノート開発者さんたちの発表もあり、盛りだくさんのイベントだったのです。
さて、話はこのイベントの中の、クイズラリーでの出来事です。
会場では、参加者全員にクイズの応募用紙が配られました。みんなでクイズに答えながら、新しいレッツノートの特徴を知っていこう!っていう趣旨なのでしょう。
このクイズラリーで参加者を悩ませたのが、以下の問題だったのです。
Q)新しいレッツノートの天板は、全部で何色でしょう?
今度のレッツノートSX/NXは、別売のジャケットを使うことで天板を着せ替えることが出来ます。その日の気分で色を変えることが可能です。
ジャケットはボディ正面をぴったり覆い、汚れや傷からボディをガード。
写真はサンプル品のカットモデルをめくったところです。
ファッション性と実用性を兼ね備えたオプションですよね。
この着せ替え天板が全部で「3色」。
クイズの問題のとなりには、これ見よがしに選べる3色の天板が並べてありました。
しかし、よく考えろ! 俺に流れるクイズマニアの血が騒ぎます。これは引っかけ問題かもしれないじゃないか!
ちょっと調べてみると、パナソニックの通販サイト「マイレッツ倶楽部」でレッツノートを買うと、天板の色をお好みでチョイスすることが可能なのでした。もちろん、CPUやメモリ、HDDそのほかを選択することが可能ですから、自分好みのスペックのレッツノートをじっくり選んで買うことが可能です。
この選べるカラー天板が全部で「4色」。
ってことは!
今度のレッツノートは、「3色」+「4色」から選べるのだッ!
だが、しかし。
…どうも主催者は、そこまで考えてないんじゃないか? と思われるフシがあった。
実際、周囲のみんなの回答をチラッと見れば、そこには「3色」「3」「3つ」…みんな、3って答えてる!
こういうとき、あなたなら何て答えますか?
ワタシは「3+4」って書きました。
ドキドキしながら解答用紙を受付に提出。
受付のおにーさんが答え合わせ。
用紙をにらみつけ、「うーん? …正解です」
な、なんか歯切れ悪いな!
他の「3」て書いてたお客さんたち、正解だったみたいだし。
やっぱ、3で良かったのかな?
だがここは、もっともーっと、よぅく考えてみよう!
天板の色は、全部で何色でしょう?
…ってことは、着せ替えない状態の、ノーマルの天板も数に入れきゃならないじゃんか!
ということで、ノーマルの天板の色は「シルバー」。
あっと! 見逃すところだった!
レッツノートには、限定モデルのブラックもあるじゃないかっ!
これは思わぬ落とし穴ッ!
ということで、シルバーとブラックの「2色」。そして着せ替え天板の「3色」と、通販限定の「4色」。
今度のレッツノートは、あわせて「9色」の中から選ぶことが出来るというワケなのだった。
そっか−! クイズの正解は「9色」だったのか…ッ!
(↑考えすぎ)
ではでは、せっかくイベントに行ったので、最新型レッツノートのそのほかの特徴もお伝えしますね。
頑丈だけど、薄くなった!
レッツノートと言えば、まずはモコモコっとふくらんだ天板ですよね。
これ、ボンネット形状と呼ばれています。凸凹させることで強度が上がり、内部に空間を確保し、本体への衝撃を和らげているわけです。
そのボンネットのふくらみが低くなって、全体の厚さは30%へりました。
うすくなったことで、カバンの中のおさまりが良くなりました。
このとき、内部形状に補強するリブをもうけたり、肉厚を工夫したりしてあるのだそうです。
薄くなったけれど強度はそのまま、耐荷重はなんと、「100kg」というオハナシなのです。
実際、ステージ上でお客さんがLet's noteをふんずけるというデモが行われまして。このとき、見た目に100kg超えてそうなお客さんが手を挙げました。
会場中から「いや、それはちょっとどうだろう…」的な空気が流れる中、パナソニックのレッツノート開発担当者さんは
「そちらのお客さん、いきましょう」
耐荷重100kgのレッツノート。
お客さんが、ふみしめる…ッ!
さらに高速起動!
ふんずけたマシンはそのまますぐ、電源投入実験が行われました。
不安げに見守る画面右端のレッツノート開発者さん。
そうそう、今度のLet's noteは高速起動も自慢なんですよ!
SSD搭載モデルでは、電源投入から起動まで、驚きの最速9秒!
ということで、場内にはLet's noteとストップウォッチが用意されていたのです。 この後、Let's noteは何ごともなかったかのように高速起動!
場内からは「…おおッ」という感心をこめた驚きの声が上がっていました。
その驚きは、重さに耐えたことなのか?
あまりにも高速な起動か?
その両方か?
とにかく起動が速い!
電源を入れてパッと立ち上がるとすぐに使えます。で、この使いたいときにパッと使える便利さが、スマートフォンにはあるじゃないですか? でも今度のLet's noteならパッと電源が入るので、使用頻度が上がりそうですね。
この起動の早さは、マシンのドライバを読み込むタイミングや順番を最適化したことによってもたらされるのだとか。
もしも自作PC方面で高速起動マシンを作っても、20秒切るのは難しいのではないでしょうか? ちなみにウチの自作マシンは起動が40秒ぐらいですし、VAIO Pはスリープからの復帰でも1分以上かかります。
スマートフォン連携!
目新しいのはスマートフォン連携機能です。
カバンの中に電源を切った状態のLet's noteを入れておいて、「その中の書類やデータを、自分のスマートフォンで見たいな」というときに、スマートフォンからLet's noteを呼び出して読み書きすることが可能です。
Let's noteはカバンの中にいれたままで、スイッチを触る必要はありません。
ちょっとした文書の手直しや見直しなんかに重宝しそうですね。
それから、USBケーブルでスマートフォンを充電することが可能です。
コレ、やったことがある人はわかると思うんですが、ノートPCの電源を切るときにUSBコネクタの電気も切れるので、スマートフォンを充電できなくなるんですよね。
今度のLet's noteは給電が止まらないので、カバンにしまったLet's noteにUSBケーブルをつないで、そこからスマートフォンを充電することが可能なんです。地味に便利ですな。
スマートフォンに充電することで、すぐにLet's noteのバッテリーが空になったら意味がありません。
この点、こんどのLet's noteはさらにスタミナバッテリー!
Let's noteSXの場合、軽量バッテリーで約8時間、標準バッテリーならなんと16時間も連続動作することが可能なんです。
さらにさらに、今度のLet's noteはWebカメラを内蔵しましたし、画面がさらに高精細になったんです。
レッツノートの担当者さんは「従来のユーザーさんに喜んでもらえたら良いなぁと思うと同時に、クリエイター層のみなさんにも使っていただきたいなぁ、と思っています」と語ります。
「質実剛健」から「才色兼備」に?
さてさて、以下ワタクシの感想を、ちょっと。
従来のレッツノートは、ビジネスユーザー向けのイメージがありました。バリバリの営業マンが外に持ち出してガシガシ使うような「質実剛健」なマシンというイメージがありました。
ですが今度のレッツノートは、すこしちがいます。
なにしろカラフルな天板。ちょっとオシャレです。
天板がうすくなって、ゴツさが減りました。
だけど性能を落としたわけではありません。持ち歩いてガシガシ使っても大丈夫ですし、標準電圧版のCPUはパワフルで、高精細な画面を使って、さまざまな使い方に答えることが可能です。
で、ワタシはこう思うんですね。
今度のレッツノートは、「質実剛健」から「才色兼備」になったんではないか? って。
高速起動で、パワフルなCPUと高精細な画面。
バッテリー切れを恐れる心配のないスタミナバッテリー。
持ち運びやすいコンパクトさと堅牢性を兼ね備えたボディ。
ここまでなら「質実剛健」です。
質実剛健だから、安心して持って歩ける。
さらに今度のレッツノートはうすくなりましたし、選べるカラーのボディカバーがあります。
ちょっとしたオシャレさをそなえたレッツノートは、「才色兼備」になったんではないでしょうか?
選べる3色のカバー。オシャレだから、自分だけの個性的なレッツノートになるから、持って歩きたくなる。
PCで何かをしていてアイディアが煮つまったときに、気が向いたらサッと持ち出して、スタバでコーヒーでも飲みながら、気分を変えて作業を続けられる。
今度のレッツノートは、あなたのそんな相棒になれるんではないでしょうか。