ーOOO-美顔とトクホン

 こないだの日食のあと、目の異常を訴えた人がずいぶんいたようですね。

 しかし、目の異常を訴える人の数字が、なんでこんなに速報されるのだろう?
 かなりうがった見方をすると、眼科医のみなさんは今回の金環日食を稼ぎどきだと思っていたのではないだろうか?
 金環日食の前の記事では、こんなモノを見つけた。

 数千人の患者が現れると想像していたのだ。
 そして、日食網膜症が発症した場合は、どうなるのか。

 Q 治るのかな。
 A 大鹿哲郎筑波大教授(眼科)によると、網膜の障害の度合いによって、すぐに回復する人から、症状が続いてしまう人までさまざまだ。有効な治療法はなく、自然に回復するのを待つしかない。

・太陽を見たら眼科の受診を 金環日食Q&A - 47NEWS

 なななんと、治療の手立てはない!
 そういうお客さんが全国で数千人あらわれると想像していたら、実際には約250人だった、と。
 良く言えば、眼科医さんたちの事前の啓発によって事故を防げたと言えるし、悪く言えば、当てが外れてもうけそこなって残念だったね、と。


 で、なんでワタシがこんな記事についてネチっこく書いているかというと。
 …どうも、日食のあと、目がショボショボするんですよね。
 目が乾いて、ゴロゴロするような。
 夜更かししてゲームやったあとみたいに、目がショボショボするような。
 あと、やたら目が疲れている。


 日食の写真を撮るので、カメラの液晶ごしに太陽を見ていたけど、ピントを合わせ直すときにカメラから目をはなすとまぶしかった。
 あのときキッチリ目を隠していたから、暗さに慣れようと瞳孔が開いていて、急にまぶしい光が入ってきたからヤバかったんではないだろうか。
 コレを防ぐためには、バリアングル液晶のカメラで直接太陽を見ないようにするか、あるいはカメラごと大きく覆う日食メガネが必要なのではないだろうか。


 んで、いちおう日食網膜症について調べると、治療の手立てはないって言うじゃないですか?
 自分なりにきっちり目をガードしていたつもりなのになー。ちぇーっ。
 眼科医さんにちょっと毒づいたっていいじゃないか。くそー(←良くない)。


 とにかく楽になりたかったので、マツキヨに行ってきました。
 買ったのは、「サンテ メディカルガードG」という眼科薬。他の目薬が「スカーッとする!」とか「疲れ目に!」とか効能をうたっている中、コレは
「乾燥! 目をこする! 紫外線! コンタクトレンズ! 角膜ダメージの原因はさまざまです」
とパッケージにあり、とにかく目のダメージにドンと来い!という頼もしさを感じました。


 もう一つ買ったのは、トクホン。
 なんか、こめかみが疲れるんですよ…。
 コレ、日食関係ないかも?という感じなのですが。
 でもとにかく、こめかみにトクホン貼ってみたい!って思って。
 ところで、薬の注意書きによれば、目の周囲にトクホンを貼るのは厳禁です。
 じゃあ、どこらへんまでが目の周囲なのか?
 顔に貼ってはいけませんとは書いてない。
 こめかみは目の周囲なのだろうか?


 ということで、細切りにして、

  • こめかみ
  • 眉間の眉毛より上の部分
  • ほお骨のやや下

のあたりにトクホンを貼ってみました。
 オッサンの顔に、白いトクホンが、グルリと。
 パックしている女性も裸足で逃げ出すような、おぞましい姿。
 …うむ、やはりスースーする。
 刺激が強い。
 …とおもったけど、わりとすぐ慣れた。
 っていうか、スースーして気持ちいい。
 特に、こめかみのあたりは猛烈に気持ちいいぞっ。
 なんだこれ、こんなことならもっと早くから貼っておけば良かった。
 目の周りが気持ちよくて、なんだかよく眠れました。


 次の日の朝。
 トクホンをはがしてみる。
 おおっ、目覚めスッキリ。
 あと、お肌がうるおっている。
 パックをしていたのと似た効果があるのかも?
 そのお肌の潤い感、モチモチ感は夜まで続きました。


 みなさんには決してオススメしないのですが、顔にトクホンを貼って寝ると、スースーして気持ちいいし、お肌が潤いますよ。
 もちろん効果には個人差がありますし、シロートにはオススメしないわけなのですが。
 あ、目のザラザラ感も気にならなくなりました。

追記 2012/5/26)

 っていうかコレ、やっちゃダメ、絶体!