ーOOO-超望遠ズームで超接写?

 ということで、ペンタックスQを使っているワタクシなのですよ。
 こないだ買った8300円の中古レンズは、100-600mmと超望遠だったので、これで撮れる被写体が増えたわい。うしししし。
 でも良い面ばかりじゃない。超望遠なのはいいんだけど、ぜんぜん接写が出来ないのだ。最短で1mくらい離れないとピントが合わない。まあ、別なレンズで接写すればいいだけなんだけど、なんかもったいない。
 アレコレ考えながら、レンズを付けたり外したり。
 レンズをぐーっと遠ざけてみたら、あれっ、グッと手前でピントが合って、接写できるかも?
 ということで思い立ったが吉日。

 秋葉原の防犯カメラ屋さんにいって、延長リングを買ってきました。正確にはc/csマウントアダプターって言うやつね。
「いやー、こういうのは余ってるから、安く持ってってイイよー」
ということで、5本で1000円でした。ホントはもっと高いです。

 んでそのリングを、レンズとマウントアダプターの間にはさんでやります。
 本数によって効果が変わります。
 というか、本数によってピントの合う位置やズームの効く距離が変わります。

 本来のレンズの設計とまったく違う位置でピントを合わせることになるので、このへんは手探りで調べていくしかありません。
 
 んで、サンプルとしてスタバのケーキの写真を。
 これは標準レンズで撮りました。
 そしてあわててレンズを変えて、リングを挟んで、ピントの位置やズームの量を変えて…。
 けっこう大忙しです。
 どりゃっ!
 
 驚くほどズームしてますが、これはケーキの目の前10センチくらいでシャッターを切りました。焦点距離は500mmくらい、絞りはf2.5くらい。
 背景のボケっぷりがすごいですね…というか、ピントの合う位置が狭いというか。
 「STAR」の字のあたりにピントが合っていて、その前後はボケている、という。
 
 あまりにもチョコばっかりの画面になったので、背景を入れるようにしてもう1枚。
 フラペチーノを皿のすぐ奥におきなおして写真に収めたのですが、ケーキから5センチくらいしか離れてないのにボケボケです。
 こんどは「BUCKS」にピントが合っています。


 これくらいズームで接写するとなると、もうレンズではピントが合わせられなくて、身体を細かく前後に動かしてシャッターを切る感じになります。
 でも、そこらへんが面白い。
 この超望遠マクロレンズを生かすとすれば、たとえば花の写真とか、花に蜜を吸いにくるミツバチとか?
 まー、いずれPENTAX Qで、チャレンジしてみたいモノです。