ーＯＯＯ-気になる自転車
自転車通勤し続けて幾年月。*1
1999年製造のマイママチャリは、何度かのタイヤバーストがありこそすれ*2、パンク一つ無く、チェーン外れといったトラブルもなく、不自由は何一つ無いんだけれど。
いや、「ちょっと漕いでて物足りないなぁ…」という感じはあるけれど。トップギアで全力で漕いでいると、体力が有り余っているのにそれ以上スピードが出ない瞬間というのがあって。
んでコレ、近所の自転車屋さんに何気なく話をしたら、「ああソレは、ギアを取り替えればもっとスピード出るようになるよ。自分好みになるように試してみたら？」とか言われて。
ママチャリ改造ッスか…。ギア交換って高くないですか？ と尋ねたら、「リアのギアは一枚500円くらいだよ」ですってさ。部品は注文したので、ちょっと今度試してみますです。
まあそういうわけで、たった一つの物足らなさも改善する予定なんだけど。
でも、ちょっと、新しい自転車も欲しいかな、って思ったりするワケさ。
最初に考えていたのは、タイヤの小さい折りたたみ自転車ね。
雨が降ったらサッと畳んで、電車に持ち込む。あるいは、うんと遠くまでサイクリングに出かけて、疲れたら電車に乗って帰ってくる。そういうの、いいなあ… とか思うじゃないですか？
でも、折りたたみ自転車は基本的に、折りたたむ部分がモロくて弱いらしい。あと軽量化を図っているからかなんなのか、とにかくモロい、と。バキバキいく、と。
あと、折りたたんでもそんなに小さくならないモノらしい。一番小さいモノでも60cm×60cm×30cmくらい？ 実際にやってみると、電車の中で非常に気を遣うらしい。
で、なんとなくあきらめた。
急速に自転車熱が高まったので、部屋には自転車の雑誌が何冊かある。
雑誌をめくりつつ、自分の理想の通勤用自転車ってどんなのかなー、と考える。
折りたたみ自転車にこだわらない。雨具が整ったから雨の日でも平気で自転車に乗れる。だから雨の日に電車で帰ることは考えなくても良くなった。
タイヤはあんまり大きくない方がいい。タイヤが大きいと自転車置き場で邪魔にされちゃう。小さい方が小回りがきくし。でも、極端に小さいと道路のでこぼこにタイヤを取られる。16〜20インチくらいがいいかな？
サスペンションはなくてもいい。あれば嬉しいかもしれないけど、今の自転車には付いてないし、ソレで困ってない。サスペンション分値段が高くなって重くなるなら、なくてもいい。
ギアの変速機はあったほうがいい。今の自転車は７段だし。できれば８段欲しい。
ギアは内装変速がいい。外装変速にもメリットは多くあるけれど、通勤用に毎日乗りっぱなしと言うことを考えると、メンテナンスフリーな方がいいし、チェーン外れが起こりにくいのと、信号待ちとかで停まった時に変速できるのがよい。
チェーンじゃなくてベルトの方がいいかも。チェーンと違ってベルトは油が飛び散らないしサビないし、これまたメンテナンスフリー。でも別にチェーンでもかまわないけど。
まーそんなことを考えながら、ネットをうろうろしていたら、こんなの見つけたですよ。
ブリヂストンの「MARiPOSA MINI」!!
さっき挙げた条件をことごとく満たしている。
んでもってツボは、デザインがスカッとしていてカッコ良いこと。ゴテゴテしてなくていいじゃないですか？
なんだコレ、情報は無いのか…といろいろ調べてみたら、コレ、実は今日発表になったばかりの（というか昨日だけど）ピカピカの新型車なんですな。
そしてブリヂストンの公式ブログにこんなことが書いてありました。
実はマリポーサミニのフレーム設計デザインは、1998年のグッドデザイン最優秀賞を獲得したトランジット（カーボンモノコックフレームと片持ちシャフトドライブを採用した小径車で、当時海外デザイナーからも高い評価を得た）とブリヂストンモールトン（世界に名だたる小径車を開発した英国のアレックスモールトン博士との共同開発製品）を担当したデザイナーとフレーム設計者が作り上げました。
いわばマリポーサミニは、ブリヂストンが近年誇る2つの小径車の血を継ぐ自転車なのです！
うわっ！ トランジットもモールトンも、チョー好きな自転車なんですよ！ 乗ったこと無いのであくまで見た目でなんですが！
それから、広報担当のヒトの文章の中から、自信を持って商品をオススメする感じのオーラが出てる気がする！
うぎゃー！
欲しい…。
欲しすぎる！
8段変速モデルは￥57,800か…。安くはないけど、ブリヂストンのちゃんとした自転車を買うと思えば高くない。
コレで早くも夏のボーナスの使い道は決まってしまったかも？
うぎゃー！
欲しい…。
欲しすぎる！
今夜はコレで頭がいっぱいなのだった。
