ーOOO-デジカメ写真をポラロイド加工!?
デジカメで撮った写真を、ポラロイドで撮った写真みたいに加工する画像変換ツール「Poladroid」のWindows版が出ましたよ〜♪
- 窓の杜 - 【REVIEW】撮影音や現像過程もリアルに再現する仮想インスタントカメラ「Poladroid」
- Poladroid project | the easiest and funniest Polaroid Image Maker
コレのMac版をつかっている人がいて、楽しそうだなーうらやましいなーと思っていたんだけど、とうとうウチのXPでも使えるようになりました!
で、これはどんなソフトなのかといいますと。
デジカメで撮った写真の左右を裁ち落として正方形に変換。それに下が広いガクフチをつけて、はい、ポラっぽい写真ができあがり!
…ってだけのソフトではないのだった。
画像の四隅を暗くして、レンズの安っぽい感じを演出。
それから、色調を変換してポラロイド写真っぽい紙に焼いた感じを演出。
これによって、デジカメで撮った写真に、ポラロイドカメラで撮って印画紙に焼き付けたような「味」が加えられるのです。
これは先日撮った写真との比較。(→記事はこちら)。どーでしょうか? ずいぶん印象が違うでしょ?
これはフリーソフトです。無料で試用できる代わりに、動作も無保証だという点に注意が必要です。
- まずは英語の公式ページからPoladroidをダウンロードして(→こちらから)インストール。
- Poladroidを実行すると、ポラロイドカメラみたいな形のウインドウがあらわれるので、そこにjpg画像をドラッグ&ドロップ。
- ポラロイドの現像を待つような感じで2分くらい待つと、♪ポロンという音と共に変換終了!
- 画像のアイコンの上で右クリックして"show me file in finder"を選ぶと、変換後の画像ファイルが保存してあるフォルダが開きます。
使い勝手が独特で、くせがあります。
同じ画像を何度も変換してみると分かるのですが、色が赤っぽくなったり青っぽくなったりします。いろいろ変化するので結果が読めません。でもコレ、自分の思い通りにならないところがおもしろい。「これがポラロイドらしさ、ってヤツなんだなー」と思って、楽しみましょう。
10枚程度変換すると、「カートリッジがからっぽです」と表示されて、それ以上変換できません。そんなとこ、ポラロイドカメラに似せなくてもいいのにね。でもコレ、windowsを再起動すれば、また変換可能ですよ。
以下はワタシの画像を例にした変換サンプルです。
これはケータイ電話でデジタルズームをかけて撮った富士山の画像を、ポラ化したモノ。
元画像はかなり荒々しい画質だったんだけど、うまいことなじんでくれています。
最近よくあいさつする三毛猫さん。
まだ子猫だったころは、ほっそりしていたんだっけなぁ。しみじみ。
以前見てきた自由学園明日館。
ポラ化するために画像の左右が断ち切られ、正方形の画像になることで、中央部分が強調されました。
雨に濡れたウチのロードスター。
キャンプで山奥に行ったんだけど、山の緑と車の赤の対比が面白いと思って撮った。
ポラ化したら色が強調されて、なんだかいい味に。
何気なく撮った近所の電柱。
自分の写真なのに、自分の写真でないような。
ポラ化すると、こーいう何でもないスナップ写真が、いきいきとしてきます。
上野の西洋美術館の前にあった銅像。
夕暮れ近くて、青のようなオレンジのような微妙な空の色だったんだけど、変換したらイイ味に。
銅像の力強いポーズは私の写真の腕が良いのではなくて、銅像の作者さんの力。
恵比寿ガーデンプレイス前の喫茶店にて。
とにかく、こーいうなんでもない風景のスナップが、ポラ化するだけで急に生き生きとしてくるので、みなさんもぜひ「デジカメ写真のポラ化」にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
おまけ
ゴミのたまった発泡スチロールの中にすっぽりハマって眠るネコさん。