ーOOO-Win8版MS-IMEの予測変換機能について(追記有り)

 (11/28 追記有り)
 日本マイクロソフトさんで行われたWindows8のイベントに参加してきたですよ。
 んで、その席上、MS-IMEは大きく変わった!みたいな話があったです。
 たとえばキーボードで3文字入力すると、携帯電話の予測変換みたいな感じで候補がずらーっと出てくる。
 で、予測候補の中から変換する。
 さらに続けて変換する。
 と、コレは予測変換の中で2語が1語に結合された連語として認識されて、予測変換の中に登場する。
 携帯電話の変換機能が、さらに賢くなった感じで搭載されましたよ、というお話でした。


 コレ、オレもうすうす知ってたんですよ。
 ただ、うちの環境だと、キーボードで数文字入力して予測候補が表示されたときに、スペースキーを押すと通常変換モードに移っちゃう。
 予測候補がまったく生かされない。
 なので、スペースキーの下にマウスを用意しておいて、文字入力の時にどうしても予測変換を使いたいときは、マウスで選択するという手段を使っていたんですね。
 でもこれ、どう考えても不便。
 なので、「この予測変換機能は、タブレット端末で直接タッチして入力する人向けの機能なのかな?」とか考えて、あんまり使わないでいたんですが。


 せっかく日本マイクロソフトさんにお邪魔したので、直接質問を。
「スペースで入力したら、予測変換が逃げていくんですけど?」
 今思えば、質問の仕方がバカっぽかったなー…とは思うけど。
「ちゃんとスペースで変換できますよ? あと、キーボードの「↓」キーでも」
という回答。
 上級者ぞろいの会場からは、失笑が。
 ちょー恥ずかしい…。
 なので、
「あー、うちのキーボードが調子悪いのかなー?ちょっと帰って試してみます」


 んで、家に帰って試す。
 やっぱ、予測変換は表示されるけど、スペースを押すと通常変換に移っちゃう。
 「↓」キーを押すと、ひらがなのまま入力されちゃう。
 んむ…?


 ちょっと試行錯誤した結果、Win8MS-IMEにおいて、

  • キーバインドMS-IMEの場合
    • スペースキーで直接変換モードに
    • 「↓」キーで予測変換の候補が選択できる
  • キーバインドATOKの場合
    • スペースキーで直接変換モードに
    • 「↓」キーで、ひらがなのまま確定

ということがわかりました。


 ATOK使いだから、キーバインドATOKにしちゃったんだけど、どうもそれが失敗のもとだったみたいです。
 ってか、軽くイラッとしたよね。 キーバインドATOKにしちゃダメなわけ?あー、もう!なーんかみんなに笑われちゃうし、あーもう!

追記 11/28

 その後、マイクロソフトさんのMS-IME担当の方から、Twitter経由で「Tabキー選択できますよ」とアドバイスをいただきました。
 でもって、家に帰って試してみたところ、無事に期待通りの結果を得ることができました。


 ということで、Win8MS-IMEにおいて

  • キーバインドMS-IMEの場合
    • スペースキーで直接変換モードに
    • 「↓」キーで予測変換の候補が選択できる
    • 「Tabキー」で予測変換の候補が選択できる
  • キーバインドATOKの場合
    • スペースキーで直接変換モードに
    • 「↓」キーで、ひらがなのまま確定
    • 「Tabキー」で予測変換の候補が選択できる


 予測変換に関しては、キー設定がMS-IMEであれATOKであれ、「Tabキー」だと期待通りの結果が得られるので、「↓キー」ではなくて「Tabキー」での操作を覚えておいたほうがよさそうです。
 わざわざお知らせいただいて、ありがとうございました。



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